情報系って何するの??京都大学工学部情報学科の時間割を紹介!!

こんにちは、るぴーです!
情報系に進みたいなと思いつつ、実際にどんなことを学ぶのかはよく分かっていないという高校生の方は多いと思います。
そこで今回は、京大工学部情報学科に所属する僕の時間割を紹介したいと思います!
僕は今年(2021年)入学したので、紹介する時間割は一年生前期のものになります。
時間割を紹介するまえに・・・
実は、大学の時間割は、学部学科で統一されてません。個人個人によって、どの授業をとるか、どの授業がいつ入っているかが違います。
なので、時間割はあくまで一例として考えてください。
京大情報の時間割はこれだ
早速ですが、僕の時間割は以下の通りです。
月曜日 | 火曜日 | 水曜日 | 木曜日 | 金曜日 | |
1 | プログラミング入門 | 英語リーディング | |||
2 | 日本史I | 数理工学概論 | 自然現象と数学 | ドイツ語(演習) | |
3 | 英語ライティン& グリスニング | 微分積分学A | 線形代数学A | ドイツ語(文法) | |
4 | 微分積分学A | 物理学基礎論A | |||
5 | 情報基礎実践 | 計算機科学概論 | ILASセミナー 「機械学習の論文を 読んでみよう」 |
まあ、これだけ見せられても訳が分からないと思うので、色々と解説してみます。
時間割の内訳

まずは、時間割の内訳をみてみましょう。
こんな感じです。
情報:4コマ
数学:4コマ
外国語:4コマ
物理:1コマ
日本史:1コマ
ILASセミナー(*1):1コマ
合計:15コマ
*1:ILASセミナー:少人数で受講する授業形態の講義のこと。たくさん種類があり、どれを取るかは人により、そもそも取らない人も少なくない。個性的な内容の講義が多い。
情報系に関する科目は週に4コマですね。多いと思うか少ないと思うかは人によるかもしれません。
というか、何年生か、前期か後期かで変わってきます。
例えば、一年生の後期になると、2コマに減ってしまいます( ´Д`)y━・~~
また、プログラミング自体に限っては、たったの1コマしかありません。
情報系に進みたい!
と思ってる高校生のみなさんの中には、プログラミングをゴリゴリにやりたいという方も少なくないかもしれませんが、大学は、プログラミングスキルを身につけることを第一目標にしてるわけではないのです。
プログラミングができるようになりたかったら、自分でやっていくのが一番かもしれませんねw
せっかくなので、他の科目にも目を向けてみましょう。
まず、外国語が4コマもあります。
一年生の時は、第二外国語といって、英語以外の科目をどれか一つ履修しないといけないので、外国語のウェイトが大きくなってしまうんですね。
僕はドイツ語を選択しました。多くの大学生は、ドイツ語が中国語をとるみたいです。迷ったら、とりあえずドイツ語か中国語をとってみるのもいいかもしれませんね。
他には、数学が4コマありますね。この記事では詳しく述べませんが、一回生では主に「微分積分」と、「線形代数」というものを学びます。ちなみに微分積分はめちゃくちゃ難しいですww
あと、物理は1コマ入ってるんですが、化学が1コマも入ってません!
僕は、物理より化学の方が好きだったので残念でしたが、確かに情報と化学にそこまで親和性を感じないので、仕方ないかもしれません。
1日平均3コマ でもけっこー大変かも
僕の時間割では、週に15コマ入ってるので、平均すると1日3コマある計算になります。
これだけきくと少ないようですが、けっこー大変です。
理由はいくつかあって、
・1コマ90分ある(1日270分:50分授業なら5.4コマ)
・課題が難しいのが多い。
などですね。
京大には、CAP制という制度があって、一部の例外を除いて、半期で上限30単位までしか取れないと決まってます。
これは、多くの授業をとりすぎて、逆にたくさん単位を落としてしまう生徒のことを危惧して、大学側が定めた制度です。大体1コマ=2単位なので、15コマで30単位にあたります。これを参考にしても、15コマというのはそんなに楽ではないことが分かります。
まとめ:情報学科は数学・外国語・情報がメイン
各科目の具体的な内容はともかく、何となく情報系がどんなことをやるのか分かっていただけたと思います。
大学だと、色々なことをやらなければならない兼ね合いもあって情報系が特別高い訳ではないし、プログラミングにいたっては1コマしかありません。
一見、あまりよくないように見えるかもしれませんが、大学生活は刺激的なことも多いです。
今回は、実際に情報系がどんなことをやるのか、大雑把なイメージをつかんでもらえたらなと思います。
ではでは👋
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